昔から思ってるけどなんで陽キャって皆EDM聴くんすかね。 陰キャの偏見やろ!って言われればまあそれまでかもしれんけどさ…
でも、その辺で陽キャ100人ぐらいとっ捕まえてきて「普段なに聴いてます?」って聞いたら70人ぐらいはEDMって言うだろ(偏見)
という訳で、今回はEDM(Electronic dance music)ではなく、陽キャ音楽EBM(Electronic Body Music)のお話
ジャンルをざっくり説明するとインダストリアルやシンセ・ポップから派生した音楽で、機械音やノイズ等をサンプリングした実験的、前衛的な側面のあるダンスミュージックです。
若しくは、インダストリアルの中でもダンス要素が強いものがここに含まれることもあります。
陽…キャ…?
パッと見陽キャ音楽とは思えない攻めた音楽性だが、EDMも個人的に攻めてるな〜と思う瞬間があるので同じだと思います。
まあまあとりあえず聴いてみようや。
Front 242
EBMというのはもともとこのバンドが自身の音楽性を表した自称ジャンルなんですよ。
そこから、音楽性が近いバンドもEBMとして扱われるようになってひとつのジャンルになったという経緯です。
って考えればインダストリアルからの派生ジャンルというのは厳密には間違っているかもしれない。ご愛嬌
音楽性に関しては先に述べた通りです、かっこいい。
Ministry
後にメタル化し、インダストリアルメタルの代表格となったバンドだが初期は完全にEBM
ダンスミュージックにしては暴力的なビートがこのジャンルの持ち味とも言える。
これはどう聴いても陽キャ音楽だろ(圧)
Nine inch Nails
インダストリアルロックの帝王たるNiNも初期はEBM要素が強かった。
ただ、インダストリアル特有の機械的で実験的な音楽性と歌モノとのバランス感が初期からものすごく上手かったんです。
人気が爆発したのはbroken.epからかもしれないが、1stも結構売れてたっぽいし。
Front Line Assembly
これも後にメタル化したバンド
メタルとインダストリアルの相性が良すぎるんだよ。
個人的にこのバンドは特にサイバーパンク感を感じて好きですね。
あと、バンド名のアーマード・コア感が異常
SOFT BALLET
EBM日本代表、そして未だに時代が追いついていないと言われるバンド
メジャーでこんなマニアックな音楽をやってたのまじですごいと思います。一時期所属してたビクターがそっち方面に力入れてたことあるってのもあるけどさ。
あとメンバーのルックスとか人脈とか色々あってV系の文脈で語られることが多いのが面白いところ。
陽キャ要素のあるなしは人によるとして、この感じ現代の陽キャにも受けると思ってるのは自分だけでしょうか…
EBMではないにしても、これ系の音楽って現代でもインダストリアルダンスとかサイバーゴスとかのサブカルチャーがあったりで根強い人気があるもんなんですよ。
あと、もう2.30年前の音楽なのに今聴いても近未来感じられるのっていいですよね。
ほな…また…