完全にその場の思いつきだけで初めてシリーズではございますが、無事第二回を執筆することが出来ました。 これならここで終わってしまってもシリーズを名乗れるね!!
そんな筆者事情は知ったこっちゃないと思うので早速本題へ入ろう。
今回紹介する歌詞がヤバいアーティストは、邦楽屈指のシンガーソングライター 井上陽水だ。
こんなフリー素材みたいなサングラスある??
自分の世代は、というか大体の人は少年時代の印象が強いんじゃないですかね。音楽の教科書に乗ってるし。まあ、あの曲も大概ヤバい歌詞してるんですけどね…
ちなみに、旧芸名はアンドレ・カンドレだそうです。ザコシのハンマーカンマーみたいですよね。
この辺で本編へ、聴いて驚け!!
氷の世界
窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけてリンゴ売りのまねをしているだけなんだろう
僕のTVは寒さで画期的な色になり
とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた
冒頭の歌詞だけでこの攻撃力ですよ。先行ワンキルかな?
手っ取り早くヤバさを伝えようと思って冒頭を引用したが、この曲は頭からケツまでヤバいです。今すぐ聴いてください。
個人的には3Aの「誰か傷つけたいな〜」からの歌詞が大好きです。
ちなみにこの曲が収録された同名のアルバムは日本初のミリオンセールスレコードだそうです。
傘がない
都会では自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨 傘がない行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ 雨にぬれ
自分も作詞する人間なので、歌い出しの歌詞が重要だと言うことは分かる。作詞する人間じゃなくても何となくわかると思います。
いきなりこんな歌詞から始まったら聴くしか選択肢無くなるわ!
偏執的な歌詞はストーカーの歌とも読めますね。
飾りじゃないのよ涙は
https://youtu.be/y1VYG5PQq54?si=NBgIXJ4hCOcjuTX9
私は泣いたことがない
灯りの消えた街角で
早い車にのっけられても
急にスピンかけられても怖くなかった
赤いスカーフがゆれるのを
不思議な気持で見てたけど
私泣いたりするのは違うと感じてた
これは誰もが知ってる大名曲ですね。初めて聴いた時は「変な歌詞やな〜」とか思っていたが陽水氏の提供曲と知ってなんかすごくしっくり来たのを覚えています。
この気丈なようで繊細な女性像の描き方が絶妙すぎますね。
アジアの純真
作曲 奥田民生 作詞 井上陽水とかいうガッチガチの布陣で制作された超有名曲
この曲も基本的に意味の無い押韻が中心になるが、どんな頭してたらこんな韻の踏み方できるんですかね…
サビの「白のパンダを〜」もサビだからしっくり来るかと思いきや全然意味が分からないです。
以上、「どんな頭してたらこんな歌詞書けんの?」シリーズ 井上陽水編でした。
陽水氏についてはまだまだ勉強不足なので、氏の中でも特に有名な曲からのチョイスになりました。反省
よく歌詞の評価で詩的だとか文学的だとか言われますが、この人はそのどちらにも含まれない独特な詞を書く人だと思っています。
少年時代で印象が止まってる人も改めて聞き返してみると色々発見があるかもよ?
ほな...また...