夏、陽キャがいない所、無い説。
というわけで今回はUKロック屈指の陽キャ集団 HAPPY MONDAYSのお話
↑90年代の陽キャ
ストーン・ローゼズ、シャーラタンズと並んでマッドチェスタームーブメントを牽引していたハピマンだが、上記2バンドに比べてサイケ感はほぼ無い。陽キャだ。
ハピマンを語る上で外せないのが、メンバーのベズ(担当パート.ベズ)
この男、特に楽器を演奏するでもなくステージ上をフラフラ踊るだけの存在だが、ボーカルのショーン・ライダー兄貴と並んでフロントマンとして扱われている。
ちなみに、元々はメンバーにクスリを売っていた売人らしい。そんなやつをメンバーに入れるな。
それでは、曲のお話へ
#1 Kinky Afro
この曲がこのバンドの全てみたいなとこあります。象徴的すぎて他の曲を語れるか心配になるレベル。
この脳天気なグルーヴがこのバンドの持ち味で、歌詞とか気にせずに雰囲気を楽しむもの。
そもそもイピイピイェイェイイェーイとかいう歌詞に意味なんか求めるな。
ライブ動画で見られるベズの完全にゾーンに入っている表情は必見
#2 Step On
これも代表曲
前曲に比べるとこちらもバンドサウンド主体ではあるが、当時クラブシーンで人気だったハウスのような感触がある。
このサウンドは後のUKロック勢に与えており、陰キャ音楽の代名詞であるシューゲイザーバンドですらこういう曲調を取り入れている。陽キャ恐るべし。
#3 Hallelujah
この曲は比較的サイケ感が強め。
元々このバンドに備わっているダンサブルな野太いグルーヴにサイケが加わることによって、とんでもないことになっています(語彙力皆無)
Club Mix版と聴き比べてみてね。
#4 24 Hour Party People
タイトルがもう陽キャ 24時間パリピ
恐ろしいで…
音楽性に関してはもう言わずもがなって感じ。何も考えずに踊るのだ。
ちなみに、ハピマンが所属していたクリエイション・レコードというインディーズレーベルを題材にした同名のドキュメンタリー?映画が制作されている。
ボーカルのショーン兄貴とベズが大はしゃぎしながら鳩に石を投げつけて虐殺するシーンがあり、こちらも興味があれば是非。陽キャ怖すぎる。
以上、HAPPY MONDAYSのお話。
本当はアルバムで語りたかったが、アルバムの収録曲がほぼ同じ曲調で説明不可能だということで断念。
てか、今回紹介した曲もほぼ同じみたいなもんやし。
本記事で興味を持った陽キャ達は、Hallelujah.epか、Pills 'n' Thrills and Bellyaches のどちらかを聴きましょう。
ほんまはこの2つのどっちかの記事書くつもりやった。残念
公式がベズ推し
ほな…また…