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凡人日記

文才の無さをユーモアで補おうと藻掻いている。きゅうり1本分ぐらいの栄養がある音楽ブログ

誰だお前ら Leisure

90年代のロックシーンって今思えば色々濃かったなと。

 80年代後半からではあるけどシューゲイザーとか、ニルヴァーナがアホほど売れてメタルが死んでグランジが誕生したり、ニューメタルが出てきてメタルが復活したり、日本でもいろいろあったけど今回は海外のお話

 ブリットポップを代表するオアシス

 

 

 

 

 

 

 

 

ではなくブラーのお話。

それもブリットポップの火付け役となった3rdアルバム Parklifeでもなく、1stアルバムLeisureのお話

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Parklifeは正統派ブリットポップといった音楽性だったが、本作はシューゲイザーポストパンクマッドチェスター等を基調にしたオルタナアルバム

 3rdみたいなポップな音楽性をイメージしてたので初見はかなり驚きました。誰だお前らってそういうこと。

いや、後期Blurオルタナやったやん!何を今更って思う人もいるかもしれない。

お前、1st聴いてないな??

 Song 2やってた頃はUSオルタナに影響受けてたけど今作はあくまでUKロックがベースの別物

知ったかぶりしてないで今すぐ聴いて欲しいので曲のお話へ。

 

 

 

 

#1 She's So High

 いきなり1曲目からほんのりシューゲイザー風味漂うトリッピーな曲

 独特なリバーブがかかったドラムの音に時代を感じますね。

 加工したサイケデリックなギターサウンドが非常にUKロックらしくて良いと思います。

 

 

 

#2 Bang

 打って変わってこの曲は、ダウナーかつダンサブルな曲調マッドチェスター風味

シューゲイザーにマッドチェスターと、もうこの時点で、80年代後半から90年代前半の集大成とまで言える。

この路線のままでも良かったのでは??

 

 

 

#3 Slow Down

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       いや、またシューゲイザー!!

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お前、前も粗品ツッコミ使ってたよな?ネタ切れか?

 

ただ、1曲目よりもファズ、ノイズ成分が強いのでこっちの方がシューゲイザーっぽいって人もいるかも。

 途中の疾走感あるパートとかめっちゃマイブラyou made me realiseっぽいし。

 

 

 

#4 Repetition

 この曲もシューゲイザー風味

ファズでグシャグシャに歪んだギターでさらにダウナーな印象に。

もしかして、このアルバムはひたすらシューゲイザーとマッドチェスターを行ったり来たりするのでは?? 

次の曲はどっちの曲調かな??みんなも予想してみよう!!

 

 

 

#5 Bad Day

正解はマッドチェスターでした。

この脳天気でダンサブルなサウンドは結構フォロワーが多くて、日本のインディーズでもリバイバル的なバンドも多い。

 ただ、こうもシューゲイザーとマッドチェスターを行ったり来たりされると情緒がぐちゃぐちゃにされちゃうよ。

 

 

 

#6 Sing

当然の如くシューゲイザー

この曲はブラーの前身バンド時代からあるそう。

いや、シューゲイザーバンドやないかい。

まあでも本作のリリース後にマイブラがラブレス発表してるからブラーがガチガチのシューゲイザーバンドだったとしても勝ち目は薄いか…

 シューゲイザーリスナー以外には1mmも伝わってなさそうなのでさっさと次の曲に行きます。

 

 

 

#7 There's No Other Way

本作の先行シングルにして、ブラー初ヒットの楽曲だそう。

 やっぱりこの路線でよかったやん!!

サイケなギターとダンサブルなビート、押しが弱めのボーカルにストーン・ローゼズの影響を感じる。

 それでもただのローゼズフォロワーで終わらないのがこのバンド。

 

 

 

#8 Fool

この曲はシューゲイザーより、ティーンエイジ・ファンクラブみたいなUKオルタナみを感じる。

 途中の変拍子のとこわけわからんくてすき

あまりにも唐突すぎる変拍子で困惑してください。

 

 

 

#9 Come Together

ここでギターポップ風の1曲

 まあ印象は前曲に近いけどなんとなくギターポップ的な爽やかさを感じたので。

 でもエコバニっぽさもあるな。

なんのことが分からん!分かりやすく説明しろ!と思う人もいると思いますが、80年代UKロック聴いてない方が悪い

 

 

 

#10 High Cool

ここでまたマッドチェスターに。

あんまり似たような曲が多いと話すことが無くなるので困ります。

もしかしたら、アルバム自体がヒットしなかった原因はそこにあるかもしれない

 音楽誌からの評価はよかったらしいけど。

 

 

 

#11 Birthday

静かなバラードかと思いきや、本作で1番シューゲイザーらしい曲(マイブラ基準)

 後半の空間を埋め尽くすようなギターサウンドは間違いなくシューゲイザー

 アルバムもついにクライマックス 最後はどんな曲がくるのか わくわく。

 

 

 

#12 Wear Me Down

何だこの曲

シューゲイザーでもなければマッドチェスターほダンサブルでもないダウナーな曲。

 本作で最もオリジナリティがあると言えるこの曲を最後に持ってくるところにひねくれっぷりを感じる。

 でもアウトロはシューゲイザーっぽい。

ほな、シューゲイザーか。

なんか締まらんな〜

 

 

 

 以上、Leisureのお話

1番売れてたポップス期とか後期のUSオルタナ路線が好きな方からすれば誰だお前らってぐらい別バンドに聴こえたのではないでしょうか。

 特定の時期が人気なバンドでだと、後追いリスナーは全アルバムを聴くってことはあまりないのでは無いかと。

 これを機にブラーはやっぱSong 2やな!とか言ってないで初期から遡ってちゃんと聴きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、俺Parklife聴いてないけどな!!ガハハ!!

 

 

 

 

AppleMusic用リンク

 

 

 

 

ほな…また…