google.com, pub-2122269799889238, DIRECT, f08c47fec0942fa0

凡人日記

文才の無さをユーモアで補おうと藻掻いている。きゅうり1本分ぐらいの栄養がある音楽ブログ

ゴスのゴス抜き Love and Rockets

 

ブログタイトルというのは大事だと思う。(唐突)

実際、自分が書き始める前から他人のブログを見て思っていた。

 吹けば飛ぶような存在であるクソザコブロガー(ブロガーを名乗ることすら烏滸がましい)がこんなこと言ってても仕方がないというのと、今回語るバンドの説明が長くなってしまいそうなのでこの辺にしておく。ホッとしたやろそこのお前

 

今回はLove and Rocketsの4thアルバム Love and Rokets(セルフタイトル)のお話

f:id:bassist_attsu:20230714214940j:image

目がグルグルになる動画YouTubeとかで見たことない?あれみたい

 

今回のタイトルを見て は?ってなった人多いと思います。でもこれ以上ないタイトルやと思うんです。

 イギリス出身のゴシック・ロック(以下ゴスで略)というジャンルを代表する4人組バンド Bauhausのボーカル ピーター・マーフィー以外の3人で結成されたのが今回お話するLove and Rockets 

 ゴスそのものといった暗黒音楽だったBauhausに比べると、ゴスの帝王と呼ばれていたボーカルが居なくなったので、かなり音楽性が変わっている。

 ゴスのゴス抜きとはそういうこと。

 タイトル回収したところで曲のお話へ

 

 

#1 **** (Jungle Law)

初手伏せ字 非常に挑戦的で良いと思います。

インダストリアル感のあるノイジーな曲で本作はスタート

 加工して歪ませたボーカルが気だるげな歌い方とマッチしてダウナーさをより引き立ててますね。

 

 

 

#2 No Big Deal

このジャリジャリしたギターサウンドバウハウス時代からダニエル・アッシュ兄貴のお家芸とも言える。

スネアの変わりになっている金属音や要所要所で聴こえる効果音が非常にインダストリアル的

もしかして本作はインダストリアルアルバムなのでは??

それは最後までのお楽しみ。

 

 

 

#3 The Purset Blue

アンビエントっぽいSE

遠くの方で鳴るバイオリンで終わり、次曲へ

正直あんまり語ることないです。

 

 

 

 

#4 Motorcycle

拙者、シャッフルビート大好き侍。義によって助太刀致す。

こういうノイジーなシャッフルビート曲が大好きなので思わず優勝してしまう。

アウトロで聴けるようなギターノイズもダニエル兄貴の得意とするところ。

バンドの音楽性が変わってもプレイスタイルが一貫しているところは流石。

 

 

 

#5 I Feel Speed

 コーラスをかけたベースによるコード弾きがゴス的な1曲

 曲中で鳴っているディレイをかけたギターや、ここでもアウトロで聴けるノイズなど、ギターを効果音のように聴かせるのが上手い。

 タイトルに反して、全然スピード感を感じないんですがそれは

 

 

 

#6 Boud For Hell

#4のようなシャッフルビートのアッパーな曲

#4と同じくこの曲はダニエル兄貴ではなく、Ba.デヴィッド・J兄貴が作曲。

変な曲しか作らんダニエル兄貴とは対象に、グラムロックに影響を受けた比較的キャッチーな楽曲を作る人。

 ほっといたらすぐ変なことしたがる人とキャッチーな曲作る人が1つのバンドで共存できてるの奇跡だろ

 

 

 

#7 The Teardrop Collector

また変な曲

ここまで聴いた人ならピンとくると思いますが、当然ダニエル兄貴作曲ですこれ。

 もしかしたら当時はアンビエントに影響受けてたのかもしれない。

 そういった背景を想像しながら聴くのも一興

 

 

 

#8 So Alive

本作のシングル曲

この曲カナダでチャート1位取ってアメリカと他の国でもチャート30以内に入ったらしいです。

                       

                         マジ??

 

特に大きく盛り上がるわけでもなく淡々と進む曲調 女性のコーラスも入るものの、そこまでキャッチーと言えるほどでは無い。

 何故売れたのかよく分からない1曲

 

 

 

#9 Rock and Roll Babylon

ここでアコースティックな歌モノ

これもシングル曲 あと#4のMotor Cycleもシングル。

売れそうな要素皆無で草

#4はまだ分かるとしてこの曲と前曲はまじで分からん。

とりあえずよく分からないものは非凡なセンスを感じるって言っとけばいいと思います。

 

 

 

#10 No Words No More

本作を締め括る1曲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                  これで終わりっすか!?

 

なんやろうこの肩透かし感というかなんというか…アッパーな曲で〆ると思ってた自分が間違っていたのか…

前半から中盤にノイジーでアッパーな曲を置いて最後は静かなアコースティック曲で終わる

不思議な音楽、不思議なバンドそれがLove and Rockets

 

 

 

以上、Love and Rocketsのセルフタイトルのお話

海外ではボーカルが脱退して、音楽性はそのまま別のボーカルが加入することは珍しくない。

ただ、このLove and Rocketsはボーカル以外の3人で名前を変えて音楽性も変えるという徹底っぷり。

 まあ、抜けたボーカルの存在感が凄まじかったので仕方ないと言えば仕方ないか。

興味ある人はかっこいいのでバウハウスも聴いてください。

 あと、サブスクで配信されている本作はボーナストラックが含まれており、それも変な曲だらけなので是非聴いてね。

 

 

 

 

AppleMusic用リンク

 

 

 

 

 

ほな…また…