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凡人日記

文才の無さをユーモアで補おうと藻掻いている。きゅうり1本分ぐらいの栄養がある音楽ブログ

この世で1番ヤバい1stアルバム HURRY UP MODE

どうも、アッツです。

新しいバンドを始めるまで暇なので文章を書こうと思います。(唐突)

初回はこの世で1番ヤバい1stアルバムであるBUCK-TICKのHURRY UP MODEについて語っていきます。

バンドの経歴やメンバーのあれこれについてはWikipediaを見るのだ(他力本願)

 

まずこのアルバムのなにがヤバいかというと

音楽を始めて2.3年程度の人間が作ったアルバムということ。

本作リリース以前にTO-SERCHというシングルをリリースしているがこれもなかなかにヤバい曲なので必聴

 

本作はApple Music等のサブスクで聴けるが、1990年に再発された別MIX版で初回リリース版に収録されているVACUUM DREAMとNO NO BOYの2曲がカットされている  なんでや…

 

 

 

こっからほんへ

 

 

#1 PROLOGE

1曲目はSE wiki情報だとvo.櫻井氏がアルバムのイントロに何かあった方がいいと思い、鼻歌で作ったとのこと。ニューウェーブ感溢れる40秒ほどの曲でいい感じの導入になっている。

 

 

 

#2 PLASTIC SYNDROME TYPE II

初期衝動を感じるパンキッシュな曲

ちなみに1stアルバムらしい荒々しさを感じる曲はこの曲だけです。

歌詞も曲調も若さ溢れるシンプルな楽曲ながらギターソロ前のディレイをかけてふにゃふにゃな音で弾くフレーズなど非凡なセンスが伺える1曲

 

 

 

#3 HURRY UP MODE

アルバム表題曲にして本作で1番ヤバい曲

メロディー、歌詞、曲の構成の全てにおいて普通じゃない。こんな駄文を読む前に今すぐ聴いて欲しい。(リンク先は初回盤音源)

作曲者であるGt.今井寿(神)によると「荒々しいアフロビートのような曲が作りたかった」とのこと。ちなみに今井氏はギタリストでありながら音楽のルーツはYMOらしい。意味がわからん。

1stアルバムでアフロビートなんかすな(絶賛)

 

 

 

#4 TELEPHONE MURDER

謡曲的な雰囲気溢れる1曲

家電をかける時の緊張を歌っていると思われ、ダイヤルを回すというフレーズに時代を感じる。

ポップなAメロ→不穏なBメロ→ポップなサビという初期BUCK-TICKお得意の楽曲構成

そしてギターソロがヤバい

なんでこの曲にこのギターソロが合うと思ったのか、前曲に続いて今井氏のセンスに震え上がること間違いなし。

 

 

 

#5 FLY HIGH

初期の名曲であり、数少ない現在でもライブのレパートリーである1曲

現在のBUCK-TICKにも通ずるポップかつ変、耳に残るメロディーが特徴。溜めて溜めてサビで解放する構成がクセになるコールアンドレスポンスありの初心者にも聴きやすい楽曲

メインのギターリフは恐らくクラシックの引用

カラオケで歌ってみたら分かるけど息できるとこがあまりにも少ない

 

 

 

#6  ONE NIGHT BALLET

イントロのピアノが印象的なシャッフルビートの1曲

こちらもキャッチーな楽曲ながら歌い出しの「全てカオスな夜に」というフレーズ。サビ終わりの急な転調などただのポップスで終わらせないセンスが垣間見える。

あと、曲の終わりが唐突でビビる

そして恐らくライブではもう演奏しないであろう曲

 

 

 

#7 MOONLIGHT

 

大  名  曲

 

FLY HIGHと同じく現在でもライブで演奏する機会が多い楽曲。後に殺シノ調べⅡという物騒なタイトルのアルバム(ちなみに本作のサブタイトルが殺シノ調べ)にて再録されており、IN HEAVENからの本曲の流れでテンションが上がらないBUCK-TICKリスナーはいない(ガチ)

奇想天外な曲ばかり収録されている本アルバムの中で最もストレートな曲といえる。

変な曲に耳が向きがちではあるが、こういった正統派な楽曲でも名曲が作れるのすごいと思う(小学生並みの感想)

歌詞がピュアすぎて思わずニッコリ☺️

\ウーイェーイ/

 

 

 

#8 FOR DANGEROUS KIDS

BUCK-TICKでは珍しいスカの楽曲であり、この曲もなかなかヤバい

実際に聴いてみると分かるが、Aメロ、Bメロ、サビをそれぞれ分けて聴いてみると同じ曲には聴こえないような独特の雰囲気がある。

特にサビはかなり意外性のあるメロディー

歌メロだけを追って聴くと別々の曲を1曲に繋げたような印象があるが、なかなかポップに仕上がっているのはさすがBUCK-TICKといったところ。

 

 

 

#9 ROMANESQUE

引き続きヤバい曲

16ビートで始まるイントロから急にタンゴ調のAメロ、途中で急に速くなるサビとジェットコースターのような展開の曲

サビのロマネスクゥ↑ーがクセになる

wikiによると前vo.時代に全員で練習していて試行錯誤してできた曲だそう。

なにをどうしたらこんな曲できるん?

後に同タイトルのミニアルバムにて再録あり

 

 

 

#10 SECRET REACTION

正直このアルバム内で1番印象が薄い曲

ただ、この曲が駄作かというとそうではなく他の曲がおかしいだけなのでご安心を

全体的に歌メロに大きな起伏はないが、Aメロ、Bメロ、サビそれぞれが異なるビートで構成されており、しっかり異なる展開が楽しめる楽曲になっている。

 

 

 

#11 STAY GOLD

本作トリを飾る楽曲

イントロの低音弦によるギターリフと右耳の方で鳴っているチャカポコチャカポコが印象的な楽曲

サビのSTAY GOLD!!(迫真)STAY GOLD!!(迫真)のコーラス、Bメロのスネア連打などエネルギッシュ

BUCK-TICKの楽曲中でも地味な印象はあるが、歌詞の内容的にも今後のバンドの飛躍が感じられアルバムの締めに相応しい1曲

 

 

 

BUCK-TICKの1stアルバム HURRY UP MODEのレビューは以上。

改めて聴き返してみると、音質は当時のインディーズバンド相応ではあるが、楽曲は音楽を始めて2.3年そこらの人間が作ったとは考えられないクオリティ

音源未聴の方は今すぐ聴いてこのヤバさを体感してください。

視聴済みの方はもっかいはじめから全部聴け

 

ほな…また…

 

Apple Music用リンク

 

https://music.apple.com/jp/album/hurry-up-mode/210830509