トリオ、カルテット、クインテット、バンドの単位は様々御座いますが、人数が多ければ良いというものではなく、それぞれに良さがあるものです。
ロックバンドならだいたい多くても5人で、3人が最小単位とされている。
いや、2ピースは??
これは2人やけどユニット
ってことで今回は特定のバンドのアルバムではなく、2ピースバンド特集
世の中にはギターとドラム、ベースとドラム(かなり少数派だが)、鍵盤とドラムという編成の友達がいない奴らバンドが存在する。
どのバンドも趣向を凝らしつつも、シンプルかつ研ぎ澄まされたかっこよさがあるのでオススメ。
それでは、バンド紹介へ。
#1 The White Stripes
こんな毒にも薬にもならない矮小ブログを読んでいる物好きさん達には今更説明不要かな?
恐らく、世界で最も成功した2ピースバンドで、ブルースやカントリーなどのアメリカのルーツ・ミュージックを基調としたガレージ・ロック。
Vo.Gt.ジャック・ホワイト兄貴のノイジーかつ変幻自在なプレイと、メグ・ホワイト姉貴のヘタウマドラムが独特のグルーヴを作り上げている。
うん、かっこいい。
#2 The Inspector Cluzo
こちらはフランスのバンド。普段は農家をやっているらしいです。2人版のTOKIOだと思っといてください。
オクターバーをかけてヘヴィさを出しつつも軽快なギター。
やっぱ2ピースバンドの真価はライブで発揮されるもの。フェスで初見でもYO!!People!!で狂喜乱舞出来ると思います。
#3 Blood Red Shoes
男女のツインボーカルが特徴的なバンド。
ポストパンク直系の鋭利なギターが2ピースという編成に緊張感をもたらしており、非常にクール。
悪く言えばスカスカなサウンドになりがちなポストパンクを2ピースでやることによって、より空白が生きたサウンドになっています。
#4 Death From Above 1979
こちらはベースとドラムの2ピース。
シンセとベースを繋いだりよく分からないことをしてたりもします。
音楽性的には、ダンス要素を加えたパンク、ハードコアになります。
ドラムがボーカルを担当しているので、ベースが好き勝手出来るのが強み。
非常にかっこいいバンドでベースとドラムという編成に衝撃を受けた高校時代のアッツだが、後に更なる衝撃を受けることになります…
#5 Royal Blood
これヤバくないですか??
ベースとドラムという編成はまだ分かる。ただ、この編成は前述のデスフロのようにパンクに寄っていたり、クソデカノイズバンドだったりすることが多いのです。
それがこのバンドはまさかのハードロックを基調にしたギターソロもちゃんと備えた歌モノをやってるんです。やべ〜
もうお前らが優勝でいいよ…
#6 ドミコ
これは日本の2ピースバンド。
2ピースの話をするなら必ず取り上げるべきバンドだが、書いてる途中で思い出したのでここで紹介。
ルーパーを用いた多重演奏を取り入れ、シュールかつサイケデリックな詩世界と合わせて独特の世界観を演出している。
単純にかっこいいとはいえ、一見マニアックな2ピースのインディーロックがメジャーな存在になれるってまだまだ音楽シーンも捨てたもんじゃないと思いませんか?老害様方よ。
以上、2ピースバンドのお話でした。
まだまだ紹介したいバンドはいっぱいいるんです…ただ、5バンドぐらいの方がサクッと見れて聴けるかな〜ということで三日三晩頭を悩ませながら今回のバンド達をピックアップしました。
バンドの最小単位ながらバンド毎にしっかり個性を持っていて奥が深いので、オタク的にも堀がいのあるジャンルなのではないかと。
AppleMusicにプレイリストも作ったから聴いてね。
プレイリストのリンク
ほな…また…